最終356位
90戦63勝27敗(勝率70%)
はじめに
こんにちは、かえる(@nogael)です。
シーズン3以降、あまりポケモンは遊んでいませんでしたが
身内大会の準備を兼ねて対戦していたら楽しくなり、せっかくなので3桁を目指してみました。
10月は忙しい時期だったので個人的に満足な結果です!
よければ記事を読んでいただけると嬉しいです。
構築経緯
前提として、身内杯の準備が構築の発端であるため、以下の条件を満たすように考えた。
(あくまで身内向けなので、ルール細部は割愛)
・600族/パラドックス/準伝説はパーティ2体まで
・アカツキガチグマ、サーフゴーは一般枠
まず、ランクバトルに潜ってみると、オーガポンが非常に多く、対策できていないと簡単に詰むと感じたため
上から安定して処理でき、かつ後出しも可能なポケモンとして、
スカーフキラフロルやハチマキトドロクツキに着目。
次にキラフロルの毒びし展開と相性が良く、DLCからの新ポケモンで使ってみたかったこともあり
耐久寄りのHD瞑想アカツキガチグマをお試しで使用したところ
瞑想が刺さる展開が多く、パーティの軸として十分な性能だったため採用。
これら3匹を使ってみると、スカーフキラフロルが非常に強く、警戒もされない点は良かったが
カイリューの竜舞やスケイルショットの起点にされ、アカツキガチグマやトドロクツキでは押し切られる展開が多かった。
そのためスケイルショットに耐性を持ち、最速S+1カイリューを抜くことができるポケモンとしてテツノブジンに着目した。
アンコール&道連れの詰め筋としての性能も非常に優秀。
ここまで浮いているポケモンがおらず、相手の地面ポケモンが総じて厳しいため
挑発HBDアーマーガアを採用。
最後に、催眠技に一切耐性が無いためサーフゴーを採用して完成。
サーフゴーやアーマーガアは他にも検討の余地があったと思うが、時間が無かったため最後まで使用した。
個別紹介
テツノブジン@ブーストエナジー
テラス | ゴースト | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
持ち物 | ブーストエナジー | |||||
性格 | ようき | |||||
特性 | クォークチャージ | |||||
技 | ソウルクラッシュ/インファイト/アンコール/みちづれ | |||||
実数値 | 159 | 174 | 112 | x | 82 | 180 |
努力値 | 76 | 188 | 12 | 0 | 12 | 220+ |
【調整】
・臆病C252テツノツツミのハイドロポンプ確2
・意地A252パオジアンの氷柱落とし+不意打ちを確定耐え(126+26ダメージ)
・ブーストエナジー発動前に110族(オーガポン)抜き、発動後に最速S+1カイリューなど抜き
【所感】
スカーフキラフロルでオーガポンや水ウーラオスを対面処理した後、後発のカイリュー等の起点になることが課題であったため
以下条件に合うポケモンを探して見つけた子。
・スケイルショットに耐性を持つため、フェアリー/鋼タイプであること
・最速1舞カイリューより速い、または後出しから耐えること
・初手ではなく、スイーパーのような役割ができること
・流行していたスケイルショット持ちの鋼テラスに対して打点があること
結果として、テツノブジンを採用してからは一度もカイリューに対して後出し⇒アンコールの流れは無かったが
対面的なパーティが多かったため、道連れ&アンコールでの詰め筋が非常に刺さりやすく、何度も勝ちを拾ってくれた。
またフェアリー&格闘の技範囲が優秀であり、
技の通らないサーフゴーはトドロクツキ&アカツキガチグマで十分処理できていた点も強かった。
テラスタルは神速意識のゴーストだが、一度も切っていない。大抵ブジンを出す前に使っていた。
トドロクツキ@こだわりハチマキ
テラス | はがね | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
持ち物 | こだわりハチマキ | |||||
性格 | ようき | |||||
特性 | こだいかっせい | |||||
技 | はたきおとす/げきりん/アイアンヘッド/とんぼがえり | |||||
実数値 | 191 | 175 | 97 | x | 122 | 188 |
努力値 | 84 | 124 | 44 | 0 | 4 | 252+ |
【調整】
・陽気A252パオジアンの聖なる剣を確2
・意地A252カイリューのノーマルテラス神速を確2
・準速135族抜き(パオジアン/ハバタクカミ)
【所感】
DLCで新しくはたき落とすを習得し、悪技の打点が非常に強くなったポケモン。
合計種族値590なのにC55と振り分けがやりすぎなぐらいで、オーガポンや準速135族を抜いている点も非常に優秀。
主にキラフロルを初手に出さない場合、代わりに初手に選出していた。
初手からはたき落とすやとんぼ返りで試合のテンポを取れる点が優秀。
一方でキラフロルがパーティにいる都合上、初手ハバタクカミも多く、いきなり鋼テラスを切らざるを得ない展開も多かった。
また炎/水オーガポンに比較的安定して後投げでき、
ドラゴン技が一貫していれば逆鱗で十分押し切れるので
終盤のスイーパー役としても優秀だった。
テラスタルは鋼。選出した試合の半分以上はトドロクツキに使用していた気がする。
サーフゴー@こだわりメガネ
テラス | ひこう | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
持ち物 | こだわりメガネ | |||||
性格 | ひかえめ | |||||
特性 | おうごんのからだ | |||||
技 | ゴールドラッシュ/シャドーボール/トリック/じこさいせい | |||||
実数値 | 228 | x | 130 | 187 | 115 | 105 |
努力値 | 228 | 0 | 116 | 132+ | 28 | 4 |
【調整】
・控え目C252ハバタクカミのシャドーボールを低乱1(6.25%)
【所感】
パーティに最後に採用したポケモン。
火力はメガネで保ちつつ、一度舞ったカイリューに対して一度行動できるよう、耐久方面に厚めに振った。
主として催眠対策や、キョジオーン入りなどトリックを絡めて動きたい相手に選出していた。
またトドロクツキとの相性保管に優れるため、サイクル寄りで動きたい際にも選出。
頻度は多くなかったが、選出すれば大抵活躍してくれた。
テラスタルは飛行。1度しか使用していないが、地面技を避けるのに活用した。
基本的に地面が重い選出をしがちなため、合っていたと思う。
キラフロル@こだわりスカーフ
テラス | くさ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
持ち物 | こだわりスカーフ | |||||
性格 | ひかえめ | |||||
特性 | どくげしょう | |||||
技 | パワージェム/ヘドロばくだん/エナジーボール/だいちのちから | |||||
実数値 | 159 | x | 110 | 200 | 101 | 138 |
努力値 | 4 | 0 | 0 | 252+ | 0 | 252 |
【調整】
・CS特化
・パワージェムで耐久無振りオーガポンに確定1
・ヘドロばくだんでH252アローラキュウコンに乱1(75%)
・最速テツノツツミ抜き(ブースト無)
【所感】
選出画面の圧が最も高いと思うポケモン。初手に地面タイプや水ウーラオス、ハバタクカミを非常に誘う(気がする)。
オーガポン意識でのスカーフ採用としたが、相手に警戒は全くされず、いわゆる意表が突けた。
オーガポン以外にもアローラキュウコン、水ウーラオス、パオジアン、などを対面処理でき、交代もされづらいため
非常に使いやすい一匹だった。
また、初手のハバタクカミ対面は挑発/電磁波/シャドーボールが大多数なため
アカツキガチグマに引くことで対戦のテンポを掴むことができた。
毒びしはオマケ程度に考えていたが、物理技を受ける展開は意外と多く
倒される際に毒を展開出来、疑似ステロのように活用できて便利だった。
総じて優秀だったと思う。
テラスタルは草。最メジャーではあるが、それでも地面技、水技が飛んでくることは多く
キラフロルを生存させたい展開の際は積極的に使っていた。
ガチグマアカツキ@たべのこし
テラス | みず | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
持ち物 | たべのこし | |||||
性格 | ひかえめ | |||||
特性 | しんがん | |||||
技 | つきのひかり/めいそう/しんくうは/ブラッドムーン | |||||
実数値 | 215 | x | 142 | 176 | 112 | 77 |
努力値 | 212 | 0 | 12 | 36+ | 212 | 36 |
【調整】
・控え目C252ハバタクカミのムーンフォースを117(D+0)+79ダメージ(瞑想でD+1)で確定耐え
・臆病C252ハバタクカミのフェアリーテラスムーンフォースを確定耐え
・S調整⇒55族+2
【所感】
最も選出していたポケモン。
ブラッドムーン+真空波で対面的に戦うことができるだけでなく、隙があれば瞑想+月の光で耐久の動きも出来
選出した際に役割が無くなることがほぼ無かった。
環境を把握しきれずに遊んでいたが、恐らくガチグマ対策としてハバタクカミを使用している人が多く
いたみわけ/マジカルフレイム/瞑想などで対策されていたが
いずれも瞑想と月の光で追い付くため、急所以外では一度も負けていない。
急所に当たることも少なく、このガチグマが今シーズンで勝てた要因の一つだと思う。
テラスタルは水とした。水ウーラオスやパオジアンに有利が取れる点は強いが、オーガポン等を考えると毒でもよかったかもしれない。
アーマーガア@タラプのみ
テラス | ドラゴン | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
持ち物 | タラプのみ | |||||
性格 | わんぱく | |||||
特性 | ミラーアーマー | |||||
技 | ブレイブバード/ビルドアップ/ちょうはつ/はねやすめ | |||||
実数値 | 205 | 107 | 143 | x | 133 | 87 |
努力値 | 252 | 0 | 36+ | 0 | 220 | 0 |
【調整】
・臆病C252ハバタクカミの眼鏡シャドーボールをタラプ込み確定3
【所感】
対受けループ/アカツキガチグマ/地面タイプ。
アカツキガチグマは対面的に処理していたため、結局受けループぐらいにしか選出しておらず、ほぼ見せポケ枠だった。
それでも選出した際の詰ませ性能は高く、ハバタクカミやアカツキガチグマを起点に積むことが容易だった。
攻撃技は一長一短。飛行技は警戒されておらず、オーガポンやウーラオス等に打点が持てるため悪くなかったと思う。
テラスタルは一度も切っていない。HB特化時代の名残のドラゴンテラス。
選出概要
■基本選出
+ + or
初手キラフロルを選出し、
ハバタクカミ対面となった際の交代先としてアカツキガチグマを控えに選出。
終盤の詰め筋としてトドロクツキまたはテツノブジンを採用。
とんぼ返りから試合を展開したい場合、トドロクツキを初手に選出する場合もあった。
■VSディンルー、ランドロスなど地面タイプが重い場合
+ or +@1
ディンルー、ランドロス等の地面タイプを起点にアーマーガアで積んでいく。
炎打点に対してはキラフロルまたはトドロクツキをクッションにしつつサイクル寄りの試合展開を狙う。
@1は詰め筋としてテツノブジンが多かった。
■VS受けループ,受け寄りの構築
+ +@1
サーフゴーのメガネトリックで縛りつつ、アーマーガアの挑発で詰めていく。
@1はキラフロルの毒びし展開、ブジンのアンコール、トドロクツキのはたき落とすどれでも強い。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
前半は海外旅行,中盤は奥さんのコロナ等もありゲーム自体遊んでいない中でしたが
終盤に合間を縫ってパーティを考え、結果として100試合未満でレート2000を初めて超えられたため非常に満足です。
メンタル弱者なので2ROM目が無いとレート2000以上を目指せないと気が付いたけれど
平日は仕事であまり遊べないためなかなか難しいところ。
社会人ポケモン勢の人は本当にすごい。
恐らくコメント欄は見ていないので、