かえるのおきみやげ。

ポケモン構築記事を中心に。

【剣盾S10シングル】快進撃!ジョウト統一【レート2003/最終321位】

■0.概要

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最終レート2003

最終321位

75勝41敗(勝率65%)

■1.はじめに

かえると申します。

シーズン1はガッツリ遊んだポケモンですが、

シーズン2はジョウト統一でマスターランクに上げる+α程度で緩く楽しんでいました。

シーズン3以降はほぼ遊ばなくなりましたが、鎧の孤島にて久々に復帰。

 

エースバーンとゴリランダーに蹂躙されて嘆いていた矢先に上位禁止ルールが発表され、

ジョウト統一意外と何とかなるんじゃないか…!?と思い自分なりに頑張りました。

 

一度は慢心せず最終3桁で終わろうかなと思っていましたが

諦めずにレート2000まで上げることができてとても嬉しいです。

ジョウト最強!!

 

■2.個別解説

 
個人的に工夫して正解だった箇所は茶色
失敗だった/もっと工夫できた箇所は紫色にしています。 
 
キングドラとつげきチョッキf:id:nogael:20200929000518j:plain
 

選出率6位
性格:ひかえめ
特性:すいすい
実数値:171-x(↓)-116-161(↑)-117-115
努力値:164-0-4-252-12-76
技:

役割対象:

リザードン・ウーラオス・各ロトムドサイドン・アーマーガア

その他地面タイプ・炎タイプ

 

調整:
H→余り
C→特化
B<D(ダウンロード調整)
S→雨下(すいすい発動)で準速S+1の100族抜き
ダメージ計算:
C+0ダイアシッドでH252アシレーヌに68~82(36~43%)
特化アシレーヌムーンフォースで122~146(71~85%)
 
解説:
選出画面での圧力がパーティ1位。(たぶん)
先頭に置いていたので余計に目に止まっていた。(はず)
雨下でも止められるラッキー・ハピナスナットレイアシレーヌマリルリを誘い、
ヘラクロスハピナスで処理するのを目論んでいました。
マリルリはパーティ通して不利ですが・・・)
 
今シーズンはアシレーヌが非常に多く、
キングドラで全抜きできる対戦相手は少なかった一方で
環境通して警戒されていないため、刺さる相手には滅法刺さりました。
 
途中までは対面パッチラゴン意識でこだわりスカーフを持っていましたが
ほぼ活かせる機会が無かったため、
少しでもアシレーヌと戦えるように
 
結果として使いやすさが格段に向上した印象で、
アシレーヌ入りにも選出しやすくなりました。
またCSからHCに変更したことで耐えられた場面も多く、
この変更は正解だったと思います。
 
際だった活躍は少ないですが、
縁の下の力持ちでした。
 
(実はハリーセンと最後まで迷ってた枠)
 
ハガネールじゃくてんほけんf:id:nogael:20200929000525j:plain

選出率1位
性格:わんぱく
特性:がんじょう
実数値:181-125-249(↑)-x(↓)-86-57
努力値:244-126-52-0-4-52
技:
ヘビーボンバー/じしん/もろはのずつき/ステルスロック

調整:
H→16n-1
A→弱点保険込みでパッチラゴンに撃ち合えるように(後述)
B→余り
S→無振りドヒドイデ(35族)+2
 

役割対象:

パッチラゴン、リザードンウルガモス、飛行タイプ

 
ダメージ計算:
弱点保険(A+2)ダイアースで無振りパッチラゴンに336~396(202~238%)
もろはのずつきリザードンに576~680(374~441%)
A+0陽気珠パッチラゴンのダイナックルで91~109(50~60%)
A+1〃で135~161(74~89%)→ダイナックルに後出しはあまり安定しない
 
解説:
あまり環境で見かけませんでしたが、
パッチラゴンに対してタイプ上は最強クラスに強いポケモン
 
ただしパッチラゴンは大抵電気/ドラゴン/飛行/炎or格闘or地面の技範囲となるため
ハガネール側も弱点を突かれる機会が非常に多いです。
そのためパッチラゴンに対して極力役割を持てるように弱点保険を採用しました。
 
パッチラゴンに先にダイマックス展開されたときは
ダイマックスハガネールで切り返せます。
 
相手の選出や自分の選出に合わせて
起点作り要因・相手のダイマエースのストッパー・稀に自身がダイマエースとして
様々な役割が持たせることが出来、使いやすかったです。
 
また特性の頑丈により特殊相手にも強引に行動できるのも強み。
リザードン対策としてもろはのずつきを採用しておくことで
初手で対面しても処理することができます。
 
ただし1番多かったのは起点作りとして初手投げでステロ蒔いて退場なので、
起点作り専属を別に採用したかったのも本音。
 
ハピナス@たべのこし
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選出率3位
性格:ひかえめ
特性:てんのめぐみ
持ち物:たべのこし
実数値:330-x(↓)-55-136(↑)-155-86
努力値:0-0-196-228-0-84
技:
トライアタック/だいもんじ/めいそう/みがわり

役割対象:

ロトム各種・ゲンガー・アシレーヌラプラスニンフィア

ギルガルドハッサムナットレイ

その他特殊ポケモン全般

 
調整:
S→無振り65族+1
B→弱体化前のギルガルドの聖なる剣高乱数耐え(ORAS時代の名残)
C→ブレードフォルムのギルガルドに大文字で勝てるように(〃)
 
ダメージ計算:
大文字でH252ギルガルドに162~192(97~114%、乱数81%)
 
解説:
ORAS時代から愛用しているポケモンその1。
(当時は自然回復でした)
 
タマゴ産みを採用していない自慢のハピナス
それでも食べ残しがあれば特殊相手とは互角以上に戦えます。
 
タマゴ産みを切って身代わり採用の理由としては下記です。
①特殊相手と対面した際の安定行動
ニンフィアの欠伸、モロバレルの胞子etcの補助技を防ぐ
アシレーヌの渦潮でキャッチされない
ギルガルドをシールドフォルム→ブレードフォルムにさせる
 
相手が特殊に偏った選出をしていた場合、
身代わり瞑想だけで勝てることもちらほらありました。
 
ハガネールと一緒に並べることで受けループっぽく見えることを意識していますが
実際には受け回しは基本的に考えていません。
格闘に一貫を作られるし、
回復技が無いので受け回しできる程の余裕は無いです。
 
※本当に受けループに見えたかは定かではないですが、
ハピナス交換読みの行動してくる人は多かったです。
 
またこのパーティ唯一の炎打点持ち。
現環境のジョウトでは炎ポケモンはおらず、電気ポケモンランターンのみです。
そのため有利ではなさそうなハッサムナットレイに挑むことも多々。
 
トライアタックの状態異常は普段は引かないものの、要所では引いてくれました。
受けループ3匹に火傷、麻痺、氷全部引いた偉い子。
加えて大文字を昔からほぼ外さない自覚の塊。
 
ヘラクロス@いのちのたまf:id:nogael:20200929000505j:plain

選出率2位
性格:ようき
持ち物:いのちのたま
実数値:155-177-96-x(↓)-115-150(↑)
努力値:0-252-4-0-0-252
技:
インファイト/じしん/タネマシンガン/つばめがえし

調整:なし(AS特化)
 
役割対象:
パッチラゴン・マリルリアシレーヌホルード・ラッキー・ハピナスetc
※ダイナックル/ダイジェットできれば割と何でもゴリ押せます
 
ダメージ計算:
A+1ダイアースで無振りパッチラゴンに307~361(192~217%、ダイマ時乱数50%)
A+0ダイソウゲンでH252アシレーヌに239~283(127~151%)
A+0ダイソウゲンでH252マリルリに224~265(108~128%)
A+0ダイジェットで無振りウーラオスに161~190(92~108%、乱数40%)
 
解説: 
色んなところから撃たれるダイジェットを4倍で被弾してしまうため、
使いづらいポケモン
だと思って最初はなかなか思うように選出できませんでした。
 
実際は強引に場作りしてしまえば全抜き性能が凄まじい強ポケでした。
前述の通り自信過剰が発動すれば無振りパッチラゴンにも勝て、トップメタに対するダメージは十分です。
 
またギャラドスがいない今、ダイジェット+自信過剰が可能なポケモンの中で一番扱いやすいと思います。
(他の自信過剰はワルビアルズルズキン
そのためシリーズ6がヘラクロスの一番輝けるタイミング!
 
また現環境は格闘・地面・草・飛行の技範囲で弱点を突けないポケモンが少ない上、
全抜きの警戒もあまりされないので、使うのがとても楽しいポケモンでした。
 
ただし3桁に入ってからは若干警戒されるようになった印象です。
ダイジェットマリルリ・ウーラオスは降参。
 
マリルリ@こだわりハチマキf:id:nogael:20200930183241j:plain

選出率5位
性格:いじっぱり
特性:ちからもち
持ち物:こだわりハチマキ
実数値:191-110(↑)-101-x(↓)-102-87
努力値:124-236-4-0-12-132
技:
アクアジェット/アクアブレイク/じゃれつく/ほろびのうた

調整:
S→無振り65族+2
B<D (ダウンロード調整 )
A→たぶんアクアジェットバシャーモ確1(ORAS時代の名残)
H→たぶんバシャーモフレアドライブが乱2(〃)
 
その他地面・炎・悪タイプ全般
 
ダメージ計算:
アクアジェットで無振りウルガモスに176~210(109~130%)
アクアジェットで無振りホルードに152~185(94~113%、乱数75%)
 
解説: 
ORAS時代から愛用しているポケモンその2。鉢巻マリルリ
有利対面時の相手への負荷が凄まじいのと、
鉢巻アクアジェットの縛り性能が好きで採用しました。
 
アシレーヌがかなりメタられていた都合上、
途中から有利に見える対面でもウーラオスサザンドラetcのダイサンダーが飛んできて
出落ちしてしまうこともちらほらありました。
 
そのため選出するか迷うことも多かったですが
意識して選出したときはしっかり役割遂行してくれた印象です。
 
特にお気に入り個体だったのでそのまま使いましたが
今の環境に合わせて調整し直すべきだったかもしれません。
最速ダイジェットマリルリ強そう。
 
滅びの歌はピクシー/耐久用。(2回使いました)
 
後ろ姿が丸っこくてかわいい。
 
エーフィ@こだわりスカーフf:id:nogael:20200930183250j:plain

選出率4位
性格:おくびょう
特性:マジックミラー
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:165-x(↓)-92-153-117-169(↑)
努力値:196-0-92-20-12-188
技:

調整:
H→奇数
B→パッチラゴンの後攻でんげきくちばし耐え(後述)
C→余り
D→臆病ゲンガーのシャドーボール耐え(後述)
S→最速S+1の100族(リザードン)+2
(スカーフ失った後に最速S+1の50族≒マリルリ抜き)
 
役割対象:
ウーラオス・ピクシー・ゲンガー・モロバレルバタフリーサニーゴetc
その他受けループ全般
 
ダメージ計算:
マジカルシャインで悪ウーラオスに232~276(132~157%)
特化パッチラゴンの後攻でんげきくちばしで130~154(78~93%)
陽気A252珠パッチラゴンのダイジェットで133~157(80~95%)
臆病C252ゲンガーのシャドーボールで140~168(84~101%、乱数6%)
 
解説:
ORAS時代から愛用しているポケモンその3。
エーフィの対害悪性能は非常に高く、
またマジックミラーに意識が向くのかあまりトリックを警戒されないのも強み。
 
ピクシーに毎回後投げ→スカーフトリックをしていましたが、
トリックが読まれずにコスモパワー/瞑想を選択する人が大半だったので
そのまま行動を縛って勝つ展開が本当に多かったです。
 
スキルスワップは下記2点に使う想定。
①天然ピクシーに対してトリック後にダイマックスでゴリ押されるのを対策。
マリルリの力持ちを奪って時間稼ぎ。
 
…と考えてはいたのですが、天然ピクシーにダイマックスは切られず、
マリルリと都合良い対面することもなく
結局1回も使いませんでした。
 
物理耐久面がペラペラすぎるので努力値はかなりHBに割いています。
一発耐える機会が多々あったためこの配分で正解でした。
 
スカーフはウーラオスやパッチラゴンetcに対して上から殴りやすく、
またジョウトポケモンは全体的に鈍足なため先手で動ける貴重な存在。
 
また悪ウーラオスに一度も不意打ちを押されませんでした。
理由はハッキリわかりませんが、
壁貼りなどを警戒されていたのだと思います。
 
雑に使うとイマイチですが
役割対象を絞って動けばしっかり戦える子。
 

■3.その他

○選出について

基本的には下記を軸に選出していました。

①基本選出

ハガネール:ステロ要因

ハピナスorマリルリorエーフィ:サイクル要員/詰め要員

ヘラクロスorキングドラ:抜きエース

 

強引にハガネールでステロを巻いて、

頃合いを見てヘラクロスorキングドラで全抜きを目論む。

中盤までは結構刺さっていたと思います。

 

パッチラゴンに先にダイマを切られた場合は

ハガネールダイマして対応していました。

 

②VS受けループ

・エーフィ:スカーフトリック

ハピナス:トラアタで状態異常撒き

ハガネールヘラクロスキングドラマリルリ:詰め筋用

 

耐久ポケモン1匹にエーフィでスカーフトリックして動きづらくした上で、

ハピナスのトライアタックで状態異常を狙います。

エーフィが補助技も跳ね返せるので普通のパーティよりも戦いやすかった印象。

 

○特に厳しい相手

・アーマーガア

炎技がハピナスのみ、電気技が無いため非常に突破が苦しいです。

選出画面にいるだけでヘラクロスをエースとして通しづらいのも厳しい。

 

マリルリ

ハガネールで全く受けられず、

明確な有効打を持つのがヘラクロス、殴り合えるのがマリルリのみです。

ただしヘラクロスも決して有利ではなく、ダイマックスを使われると不利気味。

 

何度か最速ダイジェットマリルリに3タテされましたがどうしようもなかったです。

キングドラを抜いてハリーセンを入れようか何度か迷ったぐらい)

 

・ダイジェット/ダイサンダーウーラオス

マリルリヘラクロスが対面で負けてしまうので非常に苦しいです。

キングドラとエーフィで何とか切り返せますが、

選出次第では3タテされる場合もありました。 
 
○最終日付近の動画
何試合か撮り溜めしてあるので、
ちびちび投稿していこうと考えています。
 
ヘラクロス紹介&レート2000到達試合編:
 
・エーフィ紹介編
→そのうち
 
ハピナス紹介編
→そのうち

■4.おわりに

ここまで目を通していただいた方、ありがとうございました!

上位ポケモン禁止の制限ありルールとはいえ、

剣盾でもジョウト統一でレート2000を越えられるとは思っていませんでした。

 

ORAS時代にジョウト統一でレート2050を達成したときのパーティと

エーフィ・マリルリハピナスが共通しているのも嬉しかったです。

 

次シーズンはあまり上位を目指さず、

ジョウト統一でのんびり遊ぼうと思います。

 

また質問や指摘などなどありましたらTwitterまでお願いします。

ポケモン関係のお友達も欲しいのでよければ。

(シーズン1の記事にコメントいただいていましたが、

全く気がついていませんでしたごめんなさい。)

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